顧問弁護士への法律相談のコツ

Q 法律相談をする際のコツはありますか?

A 法律相談をする際のコツを思いつくままに挙げますと以下のとおりです。なお、お勧めに過ぎず、必須ではありません。
(1)関係がありそうな資料は全て持って行く。  
 過去のことについての記憶はしばしば不正確です。書類は、記憶を喚起するのに役立ちます。
(2)事件の時系列表を作って、事前にメールかFAXで送っておく。   
 いつ、誰が何をしたという年表のようなものがあると、効率的に相談ができます。表計算ソフトをお使いなら、日付、主体(誰が)、行為(どうした。)、関係書類という列を作って整理をしていただけると助かります。私自身、エクセルで時系列表を作成しています。
(3)言いたいこと、質問したいことをメモして持っていく。  
 相談しているときに忘れてしまうことがありますので、メモを作っていけば安心です。
(4)自分に不利と思われることも、全て言う。  
 人間は、自分に不利なことは意識的にか無意識的にか隠す傾向にあります。また、法律相談においては、弁護士がいろいろつっこんで聞いてくるので、自分を守るという意識が働く場合があり、相談者に不利な事柄が現れない場合がございます(弁護士にも責任があると思います。)。 しかし、弁護士には守秘義務がありますので、不利な事柄が他に漏れることは皆無です。また、弁護士がつっこんだ質問をするのは、全ての事情を聞いた上で法的構成を考えた方が、結果として紛争を依頼者の有利に解決できるからであって、相談者を非難しようなどいう意図は全くありません。
 ですから、不利なこともすべてお話しいただく方が相談者の利益につながることをご理解下さい。 

以上

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