採用FAQ:志向する法律事務所について

Q 将来的にどのような法律事務所を指向されているのですか?

A 弁護士になった以上、自分の家族や友人・知人が法的トラブルに巻き込まれたときに、いつでも手助けできるだけの基本的スキルは身につけておきたいと思います。その意味で、一般民事事件に関するスキルは必須であり、一般民事事件をせずに特定の法律分野のみを業務とするつもりはありません。しかし、経済界はめまぐるしく変動しており、より高度で迅速な法的サービスを提供するためには、専門化は不可欠です。また、弁護士の数もこれまでになく増加し、弁護士資格を得ていれば何とかなるという時代は終焉を迎えつつあります。このような時流に鑑みて、当事務所所属の弁護士は、一般民事事件についての一定水準以上のスキルに加え、それぞれ何らかの得意分野を持ちたいと考えています。

しかしながら、どんな分野を得意分野とするかについては、最初から決める必要はありません。受験勉強していたときに興味があった分野が、やってみたら自分の性分にあっていないという場合もあるでしょうし、逆にあまり関心のなかった分野でも、実際の事件を扱ううちに興味が湧き、やりがいを感じるという場合もあるでしょう。新人弁護士として、ニュートラルな気持ちで一つ一つの事件に全力で取り組むことを通じて、自分が専門として志す分野を見出せれば十分であると考えています。 当事務所は、規模は小さくても、各弁護士が専門分野を持つことにより、依頼者から高い評価を受ける共同事務所を志向しています。

以上